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一つの人格ごとに国家と中央銀行と宇宙を持つ自由を与える

すべての情報に通貨の機能を加える方法と、なんでそれをしなければいけないのかという解説。

資本主義はその日に使うお金が足りない人間が増えるほど成功し、全ての商品をお金のように扱う。

資本主義によって全ての存在が適正に分配されるわけではない。

金という特定の機能しか持たない通貨がほしい人間が常にいなければ、資本主義は機能しないし、資本主義はその欲求によって動いている。
 

 売買する量が減ったとしても、あらかじめ何がいくらなのかみんなが理解していて、取引しなくても適正配分がなされているなら、資本主義はうまくいっているといえる。しかし、取引量が減るとうまくいっていないと見なされて大騒ぎする。それは取引のさや取りをしてもうける人間がとても困るからだ。

 問屋を廃止して直接取引することで利益を上げる企業がたくさんいる。しかし、お金はその逆で、一見お金は自分の財布から相手の財布に何の問屋も通さずに行くように見えるが、常にお金に関するあらゆる市場の影響を受けている。
 お金の貯蔵機能を維持するために、一瞬ごとに今のお金と未来のお金両替し続けていてその手数料をいつも取られていることと、為替市場に投資家が存在することは全く変わらない。

 全ての欲求を満たされた状態がいいことであると私は考えている。中途半端に黄金がある状態ではなく、自分の中のわだかまりが全くない状態である。

 資本主義の目的が、あらゆるものの適切な分配だけなら問題ないが、それに、分配するためにお金によって取引されている量で成功度を計測するという判定基準がくっつくと、それの基準で成功するために金によって取引される必要もないことまで、わざわざ不便なお金にして取引する必要が出てくるから、全く良くないと考えている。

 その良くない資本主義では、お金が欲しい人からお金を取り上げ、必要ない人が持たせたほうが、貧乏人が一生懸命金を求めようしてお金が流れ、成功したと判断される。 軍隊の必要性を増して大きい顔をするために、争いを大きくした人間を高く評価するのと同じだ。

 お金は特別でいつもほしがる人がいなければ機能しないが、ほかの商品は欲しがる人がいなくなっても適切に分配されると主張する人間がいるが、金というのは、そのような性質の通貨であって、どんな存在も通貨性を持っていて、その性質はいかようにも変化する。 だから、どのような通貨の性質を持った評価が特別で、それのみしか欠乏しないのか証明できていないし、たとえ一つであってもなにかが欠乏しつづけなければ成立しない主義主張は、全世界の人間が信じる大義として適切ではない。資本主義は、欠乏状態を解消するために生まれてきたのであるが、資本主義を存続させるために欠乏状態が必要とされている。ボランティアをやっている人間が、助けている人間がいつまでも自分の庇護を必要としている状態にして自立させないようにして満足感を得ているのと同じである。

 

 そして、お金だけが欠乏して後の商品は適切に分配されるという状態が進んでいるので、たくさんの人がアマゾンなどによって何がいくらなのかわかる今の時代の流れによって、商品がお金の性質をより持つようになって、ありとあらゆる商品が適切に分配されなくなってきているのだ。

 何がいくらかわかるサイトと交換するための運搬手段が良くなるほど、商品が欠乏する人間は増える。