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一つの人格ごとに国家と中央銀行と宇宙を持つ自由を与える

すべての情報に通貨の機能を加える方法と、なんでそれをしなければいけないのかという解説。

自分の望んだ評価で肯定的な評価をされることが究極の自己承認だ。

人間は物事を整理して理解するように努めてきた。整理された情報は鍵となる情報によって、同じ物事を想像することで、より複雑な情報を通信できるようにする。 鍵となる情報は言葉であったり、場所であったり、音であったりする。

 漢字一文字に大量の情報が込められているのと、数字一つに込められている情報の量の違いと同じことだ。基本的に複雑な情報を表す単純な情報は不正確で、単純だが情報量の少ない表現は解釈の幅がない。この矛盾を解決するために人間はいろいろなことをやってきた。少ない文章で多くの機械語を動かす高水準言語や、辞書や社会制度を使って、自然言語の定義を明確にしてきた。

 数学的な解釈の幅のなさと、一つの単語でたくさんの情動をかき立てることを両立したのが通貨である。だから通貨を使っている人間はほかの動物に比べて大いに繁栄している。少ない魂で大きな情報空間を維持できるから繁栄しているように見える。
 繁栄するとは、魂が思ったことをたくさんの魂で共有して、一つの作品を作っていくことだ。

 今人間は、一つの単語でたくさんの情報を動かすだけでは自分の思った幸せを実現できなくなっている。なぜなら、動かせる情動の種類が決まってしまっているので、お金で動く情動を動かしたくない人間にとっては不便なのだ。

 だから、通貨の種類を自由に作って、数学的な通貨同士の翻訳によって意味が一つになりにくいようにしておける自由を確保していくことが自分の望んだ評価で他人から評価される究極の自己承認を実現させるために必要だ。