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一つの人格ごとに国家と中央銀行と宇宙を持つ自由を与える

すべての情報に通貨の機能を加える方法と、なんでそれをしなければいけないのかという解説。

通貨の管理者は整理整頓して集合知を強化することによって利益を受けている。

プロトコルの管理者がそうでない職より非常に利益を受けやすい立場にあるということはアタリマエのことだけれども、なんでそれに多くの人間が参入できないのか?そして、なぜそれを受け取ることが難しいのか考えてみる。

 

 通貨は通貨の管理者がすべてのプロトコル操作権限を持っているわけではない。実際には、警察が不正な取引を暴力で抑止するから成り立っているのであって、どんなプロトコルも単独で存在することはありえない。よって、自分の操作権限の範囲内で、自由に換金しやすいプロトコルの管理者になれるかどうか?がプロトコル管理業で利益を得られるかどうか?にかかっている。

 通貨は、インフレにしたデフレにしたりすることがとてもやりやすい。そして、速度が非常に早く権限の集中も非常に強いので、簡単に換金して勝ち逃げすることが可能であるし、表現が単純なので通用する範囲がとても広い。

 

 自然言語を操作することに関しては、どの文法が正しいかどうかを操作してもあまり意味がなく、ひとつの言葉でたくさんの情報を動かせるようにして、粗雑な情報の交換が起こるようにしておいて、単純化した人間の動きを読んで罠にはめるという使い方がされる。言葉の意味を決めて行う支配は長期的に管理権を自分のところにおいておくことは今となってはかなり難しいことになってきている。昔は、言葉の意味を王が広く決めることができて、法律を管理する人間と言葉を管理する人間がわかれたあとでも、メディア王にはそういうことができた。しかし、今後はそういうことで成り上がることは一切考えないほうがいいだろう。なぜなら、以前より簡単に文字に寄って表現し体験を沢山の人に伝えられるようになったから、才能だけで戦うほかないので、才能がない人間が不当に搾取することは不可能になりつつあるからだ。

 文法や言葉の定義を厳密に操作することにより、一番利益を受けられるのは、プログラミング言語である。この実装にしたほうが自分の会社のサービスが早く動いて、ライバルの製品は動作不能になるとかそういう駆け引きがある。その代わり、これはサービスを通して間接的にしか大衆に届かないので、通貨よりは金儲けするための繊細な管理能力が必要になってくる。

 

 ではなぜそもそもそんなことができるかというと、プロトコルの管理者は、使ってもらうために適切な関連性になるように管理しなければならない。そのプロトコルの管理者が行うことを整理と呼ぶ。

 世の中の出来事を分解して整理して把握することは自分類が生きている目的であるがゆえに、それを行って、他人がその整理された情報を使えるようにする人間に利益が行くようになっている。使う側は、整理整頓をしてもらうことによって、自分が整理する負担を減らすことができる。

 人間の能力はより良いプロトコルを使うことによって上昇するのであるから、既存のプロトコルの良い所を統合することが人類全体の能力である集合知を強化することと同じなのです。通貨の機能を他のプロトコルにも付与して、通貨のようにより簡単に管理者個人に対して整理することによって利益が発生するようにすることが、整理する人間になる動機付けになります。