すべての情報を通貨として表現するには、数学的表現と数詞にすべての情報を分解する必要がある。
ER図
釈迦はこの世はすべて関係性で出来ているという思想とこの世は全て幻想であるという思想を広く世の中に広めるきっかけになった。これら2つの思想は対立するものだと思われているがそうではない。空想同士の関係性を記述したのが宇宙であると考えれば納得がいく。このERもそうなっている。タグテーブルという記事テーブルを検索するための幻想を入れておくテーブル。それの関係性を記述するためのLINKテーブル。ユーザーにどんな権限があるのか書いておく権限テーブル。ユーザーが本人かどうか確かめるユーザーテーブル。そして、全てのIDを管理する管理テーブルだ。
これが全ての情報を表現できるデータベースの最も単純な形である。
この中で関係性がどのようなものなのかを記述するのが重さ(quant)である。
これですべての情報を数詞と数詞に紐づく数学的表現(重さ)に全て分解できる。
どれぐらい通貨を持っているとは、リンクテーブルの状態を変更する権利を持っているか?によって表現される。
重さはそのタグによってクライアントが解釈を変える。「色情報(グレースケール)」タグの重さを0を白、1を黒として解釈するのか逆にするのかはクライアント次第である。
普通通貨は値段が高い順、安い順にソートする以外のソートはしない。でも、その重さ部分に座標情報や色情報を持たせて地図や物理エンジンに展開することで、全ての関係性を表現可能になる。お金は最小単位が決まっているけれども、最小単位が消滅するのだ。
タグと記事が別テーブルになっているのは、記事テーブルに全文検索でLIKEするととても重いので、検索できる範囲をテーブルを分けることによって減らしている。
今作っているサービスではこれを少し変形させて、
https://skydrive.live.com/redir?resid=120D5B6837379D16%2133791
こういう状態で使っている。
https://docs.google.com/drawings/d/19OsdTlmZWM38MRKibd2RQ9h_fV1T9jwh3wdogdIABNA/edit?usp=sharing
このようなSQLを飛ばして関係性と関係性の名前を検索して相手を見つけるという3面関係ですべての情報を扱う。
どの基準でソートするかをこのSQLで探してくる。色情報でも、ある人 taglinkっていうリンクテーブルの先につながっているタグ情報のIDを管理している人が色盲だったら、色盲の色付けがされるのでそのタグで検索してソートしたら、色盲の色感覚になる。クオリアの問題を思い浮かべてほしい。
このようにしてすべての情報を通貨にすることが公平性なのだ。