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一つの人格ごとに国家と中央銀行と宇宙を持つ自由を与える

すべての情報に通貨の機能を加える方法と、なんでそれをしなければいけないのかという解説。

通貨とは良い価値ではなく、価値観そのものである。

 通貨の価値の源泉とは、希少価値だと主張する人が多い。そうだと俺も思うが、俺以外の全ての人間はいままで、通貨ですべての情報が表記できることに気が付かなかった。

 通貨による信頼の置ける単純化された評価は、通貨なしで認識していた複雑で信用出来ない現実に対する評価よりも、人間にとって明らかに便利だ。人間はそれを使うことによってより少ない労力でより大きな世界を把握できるようになり、より大きな社会を形成して社会的動物として飛躍的に進化をした。

 通貨を使うこととは、社会全体の判断基準を受けいれて、それに従って行動することにほかならない。通貨を獲得するためには、相手に評価されなければならないゆえに、それに従った行動を強制される。逆に、自らが獲得した通貨を操作する権利を行使することで他人に自らの価値観を伝えることが可能になる。

通貨  関係図

 ドルの意味は数詞と数字で構成されている。数詞の意味がすべてのドルから定量的に両替可能な通貨において、ほとんどの人間が良いとする評価を表しているので、良い評価を自分が持っていなければ通貨を発行できないとほとんどの人間が思っているが、それは全く違う。通貨の概念をタグ通貨まで拡張すれば、逆評価やいい悪いを持たない音の高さや色なども通貨として流通可能である。

 したがって、通貨とは良い評価のみを流通させるのではなく、すべての情報を流通させる道具である。アマゾンのレビューなどでは悪い評価も書くこともできるし、その評価を書いている人間が信用できるかどうかは、アマゾンの本人認証システムが確認している。そのため、レビューにアマゾンが保証するというタグが付いているものだけ信用することで、アマゾンのレビューという価値観を受け入れることになる。悪い評価は良い評価の4倍脳内麻薬を発生させるので、逆評価の流通規模は今の経済の4倍存在する。負の感情を有効利用する方法を利用すれば人間の進歩の速度は今の5倍になるだろう。