人間の問題解決能力を高めるための最も効率のよい努力目標は集合知を究極まで強化する方法を知ることで定まる
人類の進歩は集合知の進歩である。
縄文時代の人間と比べ、少し脳の容量が大きくなったとはいえ、それほど変化がないのになぜこれほどまでに進歩することができたのか?
それは集合知を人間が利用できるようになったからである。
人類が激しく進歩した要因はそれらを駆使して、現実世界に作用する力を得てきたからである。そして、それらの大革新は10に満たない。
それぞれの革新で強化された集合知の扱うことの出来る情報の範囲は互いに重なるがすべてを強化したわけではなかった。そして、それぞれの利点を持っている。
今まで行われてきたそれらの革新をすべての情報に広げ互いの利点を違う情報にも広めることが究極の目標足りえる。
何かに向かって努力するときは、究極の目標を設定して、それに向かって自由に努力することで成し遂げられるだろう。
ゆえに、全員がこの目標に同意するべきであると私は考えている。