対等に競争できないのに、全力を出せるわけがない
私は人と対等に競争して、手加減なしに遠慮なくやりたいと思っている。
だから、明らかに対等でない時には力は出ないし、対等でない条件で負けていれば、絶対に空いて消滅させるよう全力を尽くす。
どんな主義主張があっても、公正というのはこれに尽きる。
人は生まれつき平等ではない。一つの尺度では有利不利があっても、その人にとって有利な評価基準では評価される。
ロック岩崎のように極度の飛行機酔いというパロットとしての致命的な欠陥も、酔わない運転をする為のガイドラインとして使用することで優秀なパイロットになる武器になる。
不適性な操縦を検出する精度で言えば、精密なのだ。
有用な評価基準だと認めさせる戦いをするための参入障壁が下がれば、どんな欠陥と見られている特徴も利用できる。それ以上の平等はありえない。